子どもの姿から自分を見つめるママ

毎月開催している 家庭教育勉強会。

そこに参加されたママさんと、その子どもさんのお話です。

 

子どもさんは2歳2ヶ月の男の子。現在は一人っ子です。

ママは息子さんが本当に可愛くて、大切で、家庭教育のことも大好きで、ほぼ毎月勉強会に参加されています。

 

先日の勉強会でママさんから

息子に、「神棚に頂きもののリンゴをお供えしてきてくれるかな?」とお願いしたところ

「はーい」と元気よく返事をして、早速神棚にリンゴを持っていきました。

私はその姿を微笑ましく見ていたのですが、

神棚に供え終えた息子は、その後、なんと神棚に向かって

「ありがとうは?」と言葉をかけたのです。

私はびっくりしました。

以前、家庭教育で、

目に見えないものにも思いを馳せ感謝できる、仏壇や神様に手を合わせられることも大切ですね。

と教えてもらったので、家では神様に手を合わせるようにしています。

でも、まさか息子が神様にお礼を言うようにと要求するなんて、本当に驚きハッとました。

そして日頃、息子にお礼を言える子に育ってほしいという思いから、何かある度に私が息子に

「ありがとうは?」とお礼を言うように誘導していたと気付きました。

 

と、おっしゃいました。

 

とても智慧のあるお母さんだと思わせて頂きました。

息子さんの姿から自分を振り返ることが出来る、素晴らしいお母さんです。

 

「お礼をきちんと伝えられる子に育って欲しい」

心からそう願う思いから、ママの素直な心に息子さんの姿が響き、気付かれたのだと思います。

 

家庭教育の「庭訓の教え」

庭を掃きながら、庭の掃き方を教える。

 

という学びを、お互いに再度確認をさせて頂いて、

「お礼を言う姿を、親の私が息子に見せていけばいいのですね」とこれからの実践を誓い

子どもに学ぶって、こういうことなんですね、と笑顔で解散致しました。

 

とても素敵なママとの出会いに、私も元気を頂きました!

ありがとうございました。