ご主人に挨拶と冷たいおしぼりを出す実践をしたママ

中学3年のお嬢さんが、受験の不安もあり、お父さんお母さんと話をしなくなりいつも不機嫌な

態度をとり勉強の事や生活態度を注意すると「うるさい。わかっている」と言って自分の部屋に

入ってしまう。親子のコミュニケーションがうまくいかないと悩んで相談にみえました。

中学生期は身体と同時に心も大きく成長する時で、「人生第二の誕生期」を迎え人間として

精神的に真の人間らしさを確立する時期で、第三反抗期であることをお伝えし

「理想我」が芽生えたお嬢さんにとって、子ども扱いされることをいちばん嫌がり

簡単に親のいいなりにはならないときですから、順調な成長をされているから

大丈夫であること親は子どもなりの判断をできるだけ尊重し、静かに見守ることが大切で

「あなたが本当に困った時は、いつでも力になるよ」と伝えて下さいと お伝えしました

親がいつも温かく見守ってくれていると感じられると、子どもの心に安心感がわき 

 思春期の心の不安定さを支え親子の心をつなぐ絆になります

そして、ご主人さまはお嬢さんのことについて何とおしゃってみえますか?

とお聞きしました。主人も心配していると思いますがあまり会話していませんと言われました。

本当はご主人ともっとコミュニケーションをとりたいと思っていることを感じましたので

ご主人に対して実践していただく事をいくつか提案しました。そのなかで

ご主人が帰宅されたら、「暑いなかお疲れさまでした」と思いやりの言葉をかけ             

 冷蔵庫で冷やしたおしぼりを出す事、朝起床したら「パパおはようございます」

とあいさつする事を自分で決められました。一週間後、お電話をいただき、

「不思議ですね。主人に挨拶をし おしぼりを出すようになって、夫婦の会話が増えました

主人がママも大変だけど、娘のことを信じて見守って行こう」と言ってくれました。

娘に口やかましく言わないようにしていたら「ママ、気晴らしに買い物に行こう」

と言われ久しぶりに娘とおしゃべりをしながら楽しい時間を過ごせました。

まだまだ、娘の態度にふりまわされることもありますが主人が応援してくれている

と思うと頑張れますと報告頂きました。

「家庭教育は夫婦和合」をこのママの報告を受け深く学ばせていただきました。