家庭教育との出会いから15年が過ぎ娘二人の成長に感謝!

先日、15年前に初めてハーモニーの地域の勉強会に参加されたママにゆっくりお話を聞かせて頂きました。このママは15年前、ご主人との夫婦関係がうまくいかず悩んで勉強会に参加されました。そのお勉強会には、同じ悩みを抱えたAさんがみえました。それ以来このママとAさんは励ましあい、時にはご主人に対する愚痴を言い合いあ、共に泣き、共に喜びあいながら、家庭教育を学ばれました

初めて勉強会に参加された時、このママは、夫婦和合が大切と知り、せつなくなりました。そして当時、お給料もあまり入れてくれないご主人でしたので、子どもさん二人がかわいそうだと思い、胸のうちを講師に打ち明けて下さいました。「大丈夫、お子さんは、与えられた環境のなかで最善をつくす子どもにに育てることが出来るから、今は辛いけど、この環境のおかげさまで、ありがたかったと思える日がきますよ。ご主人との悩みがあったから、勉強会に参加して下さり、同じ悩みを持って頑張っているAさんに出会え、心強いですね。これからは、一人で悩まないで私たちに話して下さいねと伝えました。それ以来、このママは学んだ事を一つひとつ実践されました。もうだめだと投げ出したくなることもありましたが、そのたびに、Aさんをはじめ、多くのママさんが支えて下さり、講師もお話を聞かせて頂きました。気づけば、離婚せず、二人の娘さんは専門学校と大学を今春、卒業され社会人になられます。大阪の専門学校にいっているお嬢さんは、アフリカに行ける学校を探し進路を決めました。見事に昨年、アフリカに行けるとママに連絡がありました。夢が叶い嬉しかったのですが、費用の事が心配でした。娘さんは、アルバイトでお金を貯め、祖父母からのお年玉も使わず貯金していて、ほとんど、自力で行ける準備をしていました。そして、大学に進学した娘さんも、アルバイトで貯めたお金を、パパに貸してあげるのです。このママは、しみじみとおっしゃいました。「娘たちが幼い頃は、よそのうちと比べて、パパのせいで、物を買ってあげられなくて不憫に思っていましたが、初めて家庭教育の勉強会に参加した時、講師さんに言って頂いたことが本当に、そうだと思えました。大阪に行った娘は、絶対自宅には戻らず、大阪で就職をすると思っていましたが地元に就職を決め、自宅に帰ってきます。主人を嫌わずに、金銭的に裕福でなかったお陰さまで、我慢すること、自分の目標をしっかり持てる子どもたちに成長してくれました。主人も少しずつ変わりました。本当に家庭教育を学ばせてもらって良かったです。」と。このママさんは、いつも、一つ学んで、一つ実行されました。百の言葉より一つの実践をこのママから学ばせていただきました。