今年の入園式・入学式は、桜満開のなかで行われました。自宅の前を、通学分団で
新しいランドセルを背負い、団長さんに手を取られ、一番前で歩いて行く一年生の
可愛らしい女の子がいます。登校初日でとても不安そうでした。通学分団の子どもたちは
みんな元気に「おはようございます」と挨拶してくれますが、一番前の新入生の女の子は
とても不安そうでした。私はその女の子に「おはようございます。一年生になったんだね
おめでとう。学校まで遠いから歩いて行くの大変だね。頑張れそう?」と声をかけました
女の子は「頑張る。ありがとう。」とにっこり笑顔で答えてくれました。「頑張れるんだね。
すごいね。ありがとうとお礼が言えるって素晴らしい!団長さんも優しくて良かったね。
行ってらっしゃい」と声をかけました。
「行って来ます」と元気に歩いて行く後ろ姿に私が元気をいただきました。
不安のなかで、上級正に優しく手を取られ、支えられて、頑張って努力して
45分の道のりを重いランドセルを背負って歩いて行く姿に
人間の子どもは努力を命として生まれてくるんだと
教えて頂き、上級生の子どもたちが新入生のお世話をすることで
人の役に立ちたいという有能性を発揮して、キラキラ輝く姿に
どの子も持っている有能性を引き出すには
お手伝い、異年齢で遊ぶことが大切だと再確認しました。